Q&A/お墓に関しては色々な疑問がつきものですね。是非一度ご覧ください。
後継者問題

【後継者問題】

  • お墓を建てたいとは思っているのですが、子供が娘ひとりしかいないのでお墓を継ぐ者がおりません。
  • 以前とちがって、いまは性が変わった娘さんでも継承者になれるお寺がほとんどです。心配せずに建ててください。
    ただし、お寺の住職に、購入時その事をきちんと説明してください。墓石には、娘さんの代になって石を変える必要のないように「○○家の墓」ではなく、「南無阿弥陀仏」などのように、宗派にあわせた言葉にしておくといいでしょう。

お墓の移転

【お墓の移転】

  • 実家は長崎ですが、東京に家を買って永住する予定です。両親はすでにいませんが、代々のお墓が郷里のお寺に残っています。東京にお墓を持ってきてもいいのでしょうか?
  • お墓だけを残しておくのでは先祖供養も、亡くなったご両親の供養も思ったようにできなくなってしまいます。何も迷わず、東京で墓地をさがしてください。お墓は「遠くにありて思うもの」ではありません。旧墓地を引きあげる手続きをすると同時に、新墓地の手続きを進めてください。詳しい移転手続きはお問い合わせ下さい。

現在独身の方

【現在独身の方】

  • 私は独身です。お墓のことはあきらめていましたが、まもなく70を迎えるこの頃、お墓のことが気になります。なんとか建てる方法はありますか?
  • 大丈夫、建てられます。
    先日、当社がお手伝いした例もちょうど同じ立場の方でした。ご本人の希望で「年間管理費は20年分前金で払います。その間はお墓はそのままにして、あとはご住職の手で、永代供養塔に移してください」ということでした。
    もちろん、住職は快く引き受けてくれました。承継者がいない人を受け入れないお寺があるのは、要は無縁仏の管理を心配してのことなのです。お寺側にその心配さえかけないようにすればいいのです。
    しかも、いま建てれば寿陵になりますから、これで心置きなくお墓参りして、いい先祖供養ができるようになります。

宗派問題

【宗派問題】

  • 両親も眠っている山形の実家にあるお墓を東京に移すことになったのですが、山形のお寺は浄土宗、新しく檀家になろうとしているお寺は曹洞宗です。宗派が違っても大丈夫でしょうか?
  • 新しい仏縁を得たのですから、新しい菩提寺の導きによって先祖供養のため、新しいお墓を建ててください。
    転宗・転派を快く思わない人もいますが、長い仏教の歴史上、仏教者でさえ改宗している例はいくらでもあります。
    せっかく縁のあったお寺が別の宗派だったからといって、臆する必要はありません。別にこれを契機に宗教戦争が起こるわけではないのです。いままで、熱心に宗旨の教義を学んだうえでの宗旨替えをするわけでもないはずです。たまたま旧宗旨とあなた本人はふれる機会に恵まれなかっただけなのだと思います。これを機会に新しい宗旨の教養をさらに深く知って、先祖供養におつとめください。
    もともとお釈迦さまの教えはひとつです。それに多くの弟子たちが自分なりに修行したり解釈を加えていき、宗旨宗派というものが生まれたのです。その基本、総論さえわからないのに、各論、つまり宗旨のことにとらわれるより、先祖供養のためにお墓参りをすることのほうが大事ではないでしょうか。
    ただし、長くお世話になったもとのお寺に決して失礼のないように。改葬の法的手続き以上に、お寺への礼を尽くし旧お墓の魂抜きを厚く行ってください。そして、新しい菩提寺で新たな開眼供養をとり行って、より良い供養を心がけましょう。
    また、もうひとつ大事なのは戒名の問題です。戒名は宗旨宗派によって違いますから、お寺によっては、「新しい戒名にしてもらいます」というところもありますし「そのままでいいよ。つけかえなくていいよ」というお寺もあります。新しい戒名になる場合は当然、戒名料が必要になってきます。

分散してる墓地の統括

【分散してる墓地の統括】

  • 墓地が3ケ所あるので、ひとつにまとめたいのですが、1ケ所にまとめることは可能でしょうか?
  • 現在の社会状況では、さまざまなケースで複数の所縁の墓地を持っている人も少なくありません。それぞれを全て管理するのは、いくら等しく供養する気持ちがあるとしても、物理的な面で、なかなか大変なことです。1ケ所の墓地に整理統合したいという選択は、必然かもしれません。
    2ケ所の墓地については、所定の改葬(移転)手続きをとり、まとめる墓地の管理者にその旨よく説明してください。再三いうようですが、手続きと同時に、旧墓地の魂抜きの供養、新墓地の納骨供養をきちんと行ってください。
    また、旧墓地に関しては、お骨を引き払ったあとの墓石の撤去並びに供養、土地の整地もこちらの努めだということを忘れては困ります。石材店によく相談して、いままでお世話になった墓地をきれいにしてお返ししましょう。

下取りは出来るの?

【下取りは出来るの?】

  • 郊外の霊園に墓地を買ったのですが、少し足が不自由になって、長い距離を移動するのが困難になってしまいました。都内で近くにいいお寺があったので、買い換えようと思うのですが、こういう場合、マンションや車の下取りのように業者が間に入って便宜を図ってくれるのですか?
  • お墓の場合、下取りなどは一切ありません。
    墓地は土地を買っているのではなく、「永代使用権」という末代まで墓地を使用できるという、「墓地の使用権」なのです。これは不動産とは全く別のもので、転売したり、他人に貸したり、墓地以外の目的で使うことは許されていません。
    墓地を手放すということであれば、永代使用権を放棄するしかありません。
    それどころか、墓地はもと通りの「新地(さらち)」にして返すことが、どの霊園でも義務づけられています。平均で墓石の撤去代10万円、墓石の引き取り代5万円、合計15万円等を負担することになります。

東京の墓地事情は?

【東京の墓地事情は?】

  • 最近、墓地が不足しているという話を聞きました。実際、東京の墓地は不足しているのですか?
  • 東京への人口集中は、確かに墓地不足をもたらしたといえるでしょう。しかし、当然ながら「安くて近くて安心」という、条件のいい墓地から順番に売れていったのです。条件が徐々に厳しくなるのは、お墓といえども市場の原理が働くのですから当たり前のことでしょう。こうしている今も都内の「安くて近くて安心」という墓地は減っています。
    同時に、「墓地不足」という呼び名のもとに量産された郊外の霊園が大幅に売れ残るという状況も生まれました。
    しかし、都内にもまだ寺院墓地を中心に供給はあります。都心に近いほど区画は狭くはなりますが、郊外霊園への距離を思えば便利には違いありません。
    また、都内では土地の不足を高さで補う傾向が強まっています。ビルや高層マンションのように、上へ上へと伸びていくビル内の墓地や下へ下へと下りていく地下の墓地が増えています。どちらも、いわゆる室内墓地です。狭い土地にたくさん入れるようにという発想は、ふた昔前のマンションブームと同じです。
    なかには、コンピューターで管理され、スイッチひとつでベルトコンベアに乗せられた我が家のお墓が目の前に現れるというものまであります。いまの子供たちの世代がお墓を買う頃には、もはやこれが当たり前になっているのでしょうか?すでに、その兆候は現れているのです。好き嫌いは個人の好みですけど。

お寺とのおつきあい

【お寺とのおつきあい】

  • お寺のお墓は安心かもしれないけど、住職さんとのつきあいなどはいろいろ大変そうなんですが。
  • そう感じている人が多いのは事実です。たまたま古くから檀家だった人達が何も意識せずに、普通にお寺と接しているのにもかかわらず、外から見たらとても間に割って入りがたい存在だと映るのです。ところが、現実はそうではありません。ためしに、普通の檀家さんに聞いてみればいいのです。
    「お寺って、つきあいは大変ですか?」
    「住職さんって、気難しい人種じゃないんですか?」
    きっとこういわれるでしょう。
    「大変だったら、こんなに長く檀家をやってるわけないじゃないの」
    金銭的な面で心配する人もいますが、そもそも仏教は「だれもが救われるべきだ」という考えがありますから、お金がどうしたこうしたという話は、本来、関係ないのです。年金生活のご老人も沢山います。
    当社が知っている住職たちの多くはこういいます。
    「たくさんの寄付をくださる檀家さんより、寄付なんかいらないから、しょっちゅうきてくれる檀家さんのほうがうれしいんだ」
    そういう住職を見つけられるといいですね。